3月の研究会の報告
平成26年3月11日(火)午後7時より中部地区医師会検診センターにて研究会を開催致しました.
マンモグラフィの画像評価を行いました.
各施設から持ち寄った9枚の画像について,参加者全員でポジショニングの改善点など直ぐに役立つ対策を検討しました.
参加人数:20名
<評価>
ほとんどの画像が圧迫圧110~140N使用しているのに乳腺にボケが生じており,大胸筋は写っているが後方脂肪組織の摘出が少なく,inframammary foldに皺が生じていました.
<対策>
撮影台に乳房をセッティングする際,受診者の背骨が側弯しないように足の位置や姿勢を調整する.(受診者を後ろから見ると直ぐに分かる)
大胸筋を意識しすぎて受診者が前屈みになっていないか確認する.
撮影台に乳房をセッティングする際,乳房を出来るかぎり体の中心に引き寄せてからセットする.
乳腺を伸ばす手技は片手で無理なら両手で行ってみる.
圧迫板の圧力がかかり始める場所と圧力の逃げる向きを見極める.など

